こんにちは。さよちゃんです。
8/1~8/3に岩手の大槌町にある吉里吉里中学校へ行ってきました。
学習支援のボランティアです。
長野市ボランティアセンターさんを通じて依頼があり、アイウィルからは私が参加しました。
往復の移動は別でしたが、現地での活動は他のボランティアの先生方も一緒でした。
現役の中学校の先生方のグループと大学の先生と、寝食を共にして交流を深めながらの活動でした。
都内の学生ボランティアの方々も近くに拠点を作って活動していました。
私は、なんの準備もできずに現地へ行ってしまいましたが、民宿に宿泊できたので食べるものには困りませんでした。また、現地での移動には車が不可欠です。高速バスで現地入りした私は、他の先生方の車に同乗させていただいたので不都合もなく助かりました。
さて、肝心のボランティア活動についてご報告します。
震災直後は避難所になっていた吉里吉里中学校です。
校庭には仮設住宅が並んでいます。
1日目は途中参加だったので、10時から2時間ほど中学3年生のサポートをしました。
あいさつもそこそこに、夏休みの課題のわからないところを個別指導。
「
アイウィル学習室みたいだ~」と思いながら、張り切ってやりました。
ただ、この日は午前中のみの活動になったので、ちょっと不完全燃焼気味だった私たちは、何か他にお手伝いすることはないかと避難所や現地のボランティアセンターを訪問しました。
大槌町の中心部は壊滅状態です。何もありませんでした。
瓦礫はだいぶ片付けられていました。
以前の大槌町役場です。現在は高台に移っています。
消防署のあとらしいのですが…
移動の途中で瓦礫の山を見ました。
船が海岸から遠く住宅のそばまで押し流されて残っていました。
堤防も崩れていました。ものすごい力。
高台から見下ろすと、入り江付近の(あったであろう)建物がすべてなくなっているのがわかります。
ショックです。
何年かしたら、この景色も大きく変わっているのかな。
このあと釜石市までお風呂に入りに行き、民宿へ戻りました。
夕食の後、一緒に活動した先生方とミーティング。
そこで、1日目の反省やボランティアに対するそれぞれの思いを語り合って…
本当に有意義な時間でした。
年長者の私は、随分偉そうなことを言ってしまったような気がしますが、普段考えていることを口にすることで自分の考えも深まるから不思議
自分の中のモヤモヤしたものがクリアになっていく感覚…
普段から集団の中でお仕事をされている先生方はさすがです。
自己主張の強い私と違って、謙虚な姿勢で他者の考えを受け入れ、協調性を重んじた言動をされていました。見習わなければ☆
「生徒のために自分たちができることは何だろう?」
「たった1人にでも、たった一言でも残せればいいのでは?」
「先生方には余計な気を遣わせないように、休んでもらおう。」
「別々に活動するのではなく、チームワークを活かして助け合おう。」
そして、長かった1日が終わりました。
次の日は、生徒さんにも私達にもやる気スイッチが入ります。
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被災地へ~その2~☆につづく------