15秒前☆

アイウィル

2022年01月22日 06:00

おはようございます。
さよちゃんです。

1/20(木)にFMぜんこうじさんの「長野市広報ふれ愛ガイド」の生放送に出演いたしました。
今回は、その時の様子をご紹介します。

朝9:00~9:10生放送
(同日午後12:50~13:00再放送)
だったので、遅れないように朝6:30に自宅を出たのですが…


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「急いでください。15秒後に始まります。」

駐車場に車を停め、激しく降り始めた雪の中を全力で走りながら、私は祈った。
どうか、間に合いますように!
そして、道路からスタジオの中を覗き込んだ途端、手招きされ中へ。
入口のドアを開けてすぐに、パーソナリティーの女性の声がした。

そう、私はラジオの生放送の15秒前に、スタジオに駆け込んだのだ。
ろくに自己紹介もお詫びもしないまま、椅子に座り原稿を広げた。

息が…
苦しい。
この時ほど、自分の日ごろの運動不足を後悔したことはない。
どうしよう…

ゼーゼーいう私の様子を見て、パーソナリティーの佐々木さんはすぐに言った。
「その状態だと、すぐには話せませんね。田中さん、代読お願いします。
途中で交代しましょう。」

田中さんというのは、日頃からお世話になっている「市民協働サポートセンター」のスタッフで、今回のラジオ出演の機会をくれた方である。
私が遅刻した場合に備えて、スタンバイしていてくれたのだろう。隣の椅子に座っていた。
たった15秒間のやり取りが、5分にも10分にも感じた。

いい声。
佐々木さんの透き通った優しい声と、田中さんの張りのある落ち着いた声を聞きながら、私は30分前の状況を思い出していた。

雪道で、車が渋滞して全く動かなくなってしまったとき、私はパニックになって田中さんに電話した。その時にも落ち着いた声で、「大丈夫ですよ。慌てずにこちらへ向かってください。」と冷静に対応してくれた。

スタジオに着いたら、きっと叱られるだろうな。
朝早く出たのに…
渋滞するのはわかっていたのに…
言い訳ばかり考える自分がいた。

でも、実際にはその逆で、叱られるどころか色々と気を遣わせてしまった。
申し訳ないし、ありがたいし、恥ずかしい。
私もこれからは、もっと生徒に優しく接しよう!

そんなことを考えていたら、名前を呼ばれた。
私が話す番になった。
呼吸は少し楽になっていたが、やはりドキドキは止まらなかった。
それが、走ってきたせいなのか緊張のせいなのかはわからなかったが、心地よいリズムのように体に響いていた。

気づいたら、8分ほどの団体の紹介やお知らせの番組が終わっていた。
そして私は我に返り、その場にいた皆さんに平謝り。

最後に、FMぜんこうじパーソナリティーの佐々木さんと記念写真。
笑顔を作ったつもりだったのに、やはり脱力の顔。(笑)

それでも、私、結構頑張りましたよ!

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この日のことは忘れません。
忘れたくないので、割と忠実に書いてみました。
何だか小説のようになってしまいましたが。笑

ラジオ原稿の作成にかなりの時間を使いましたが、自分たちの団体の、これまでの活動を振り返る良い機会になりました。
多くの気づきがありましたので、今後の活動に活かします。

それから、ブログには写真を載せませんので、私のフルネームを知っている方はFBをご覧ください。

今回お世話になった田中さん、佐々木さん、音声さん、原稿チェックをしてくださった市役所の担当者さん、そしてラジオを視聴してくださった皆さん、どうもありがとうございました。

当日、用事がありラジオを聴けなかった方のために、原稿をブログ用に少し編集して掲載しようと思います。
原稿用紙6枚分ほどあるので、何回かに分けてみますね。
お楽しみに♪

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