おはようございます♪
さよちゃんです☆
昨日は、努力してもなかなか結果を出せない生徒さんの例を挙げました。
結果は後からついてくるものなので、正直なところ、やってみなければわかりませんが、
講師との相性が良ければ、ステップアップも可能です。
では、勉強嫌いの子はどうでしょう。
どのように誘導すればいいでしょうか。
実は、これが一番難しいと思っています。
家庭教師を依頼するご家庭の多くは、体験授業を受ける前に家庭内で相談されているので、勉強を嫌がる子はほとんどいません。
特に、受験を控えた子や中高生は、すぐ目の前に乗り越えなければいけない壁があるわけですから、覚悟を決めているようです。
しかし、小学生の低学年くらいだと、学校の宿題をやるので精一杯なことも多く、家庭学習を充実させるのが難しい場合もあります。
勉強を嫌がって泣いたり怒ったりすることもありますし、部屋から脱走する子もいます。笑
最近は、休校が続いたせいかストレスもたまっているように感じます。
ゲームや動画視聴以外に、過ごし方を考えないといけませんね。
我が家の次男は、ストップウォッチを片手に「ごっこ遊び」のようにやっていました。
例えば、庭で素振りをやったときは「体育10分」、昼ご飯を一緒に作ったときは「家庭科30分」などと、カードに記入していましたよ。
勉強嫌いの子には、工夫も必要です。お家の方にもご協力いただいて、ゲーム感覚でやることもありました。例を挙げておきますね。参考になるといいですが。
問題集を1ページやるごとにノートにシールを貼り、100枚分たまったらお家の方からご褒美をもらえるようにしました。ご褒美は図書券だったりお小遣いだったりするようですが、各家庭で決めてもらいます。
中学生になると、ご褒美作戦には興味を示さなくなるので、勉強嫌いを逆手に取った作戦を現在実行中です。
宿題をちっともやってくれないので、「次回はこのページにある問題をテストします。正解した問題1問につき1分、次回の学習時間を短縮します。」と約束しました。
早速ノリノリで「約束だからな!全問正解したら30分も早く終わるじゃん!勉強しとくよ!」と意気込んでいました。
2時間の学習時間が1.5時間になっても大した違いはありません。
それよりも、宿題をやること、約束を守ること、努力をすることの方が大切です。
この日は6問正解したので次回は6分短縮の授業になりますが、本人が喜んでいるので良しとしましょう。
生徒のタイプや性格によって、指導の仕方や声のかけ方も違う訳ですが、個別指導だから出来るのかもしれませんね。一斉授業でここまで変化を付けたら、「ひいきしてる」と言われかねません。笑
それでも、毎日さまざまなタイプの子どもたちと接することができるので楽しいです。
切り替えは大変ですが、私は移動中の車の中でイメージトレーニングをしています。訪問先の玄関の戸を開けた時にスイッチが入ります。
来週から、また学校が休校になるようです・・・
写真は我が家の庭の桜の木。ただいま満開です!